行きつけのバイク屋で1年くらい売れ残ってたRSV4。
13年式の中古で走行距離は4900kmで、状態は非常に良い。
基本的に中古車は買わないのだけど、RSV4はたしか受注生産的な、新車で買うのはかなり待たされると聞いたことがある。状態も良いし、買ってみるのも良いかな、、と軽く考えて購入。
こいつはオーリンズの前後サスやステダン、ブレンボなブレーキ、レーシングトラコン、クイックシフターといった装備が全部入りのグレードで、Factory APRC ABSという冠らしい。
あと、手でタイヤ交換するのが怖い鍛造ホイールだ。
なにやら色々と設定ができるんだけど、今まで電子制御に頼ったことがないので、全くの未知の世界。。
6Rのクソいトラコンや、ドゥカ848のクソいクイックシフターなんぞ、機能OFFにしてたんだけど、
アプリリアの電子制御はなかなか質が高そうなので、色々試してみようと思う。
とりあえず、いつものようにレバーを交換。
今まで乗り換えてきたバイクにすべて装着してきたレバー。
こいつは手に馴染んで操作しやすいので愛用してます。
バックステップはABS付きの車両だとなかなか選択肢が無くて、色々探した挙句BabyFaceのになってしまった。
ポジションをバッチリ決めるためにバックステップは必須なのだが、ロードバイクほどポジショニングはシビアじゃない。けど、やっぱしバイクもポジションが出てないと走りに影響する。
ポジションは6Rと大体同じにした。
ちょっとステップが後ろ過ぎたかなって感じがするが、ステップを上に上げるのが主な目的なので、まぁいいかという感じ。
実際にサーキットを走ってみて微調整をする。
早速乗ってみて、1速のアクセル開けはじめの感触の確認を。。
TrackModeだとパワーの出方が1000ccらしく強烈。
SportsModeにするとパワーの出方がマイルドで600ccに近い感じがする。ドンツキもなし!
前後のサスとステダンの設定を弄ってみて、動作具合を確認。
ふむふむ。純正装備のオーリンズとはいえ、さすがに6Rのコストダウン版BPFとは比べ物にならないくらい調整幅が広くて、ダンピングの効き方が素直で、調整しやすそうだ。
次はブレーキ。ブレンボはちょっと効き過ぎる感じがする。この時期のタイヤグリップ低下もあるしサーキットでは走り出しでの握りゴケが心配される。
たぶんブレンボ純正パッドが入ってて、ドゥカでもそうだったんだけど、これはめっちゃ効きが良い代わりにめっちゃ減りが早いので、次にパッド交換するときは適度にブレーキが効かないwベズラーのにしようと思う。
ドゥカではブレンボ純正パッドの強烈なストッピングパワーで見事に握りゴケした。。苦い思い出だ。
前のオーナーがどういう乗り方してたのかわからないので、まずはセッティングをすべて初期値に戻してみようと思う。特にありがちなのが、足つき性でリアのイニシャルを抜きまくってるケース。
乗ってみた感じ、不自然にフロントが高い感触があった。フロントの突き出しは変わってないし、一番怪しいのはリアのイニシャルを緩めてる可能性か。車高調を弄られてたら厄介だな。。。
□標準設定値
フロントフォーク
オイル量 530cc
オイルレベル 110mm
オイル粘度 7.5W
オイル番手 #7.5
突き出し量 8mm
TEN 12/8-10
COMP 12/6-8
INI S→8/7-8
リアサス
バネ 310±1.5/313±1.5mm
TEN 20±2/16-18
COMP 12±2/8-10
INI 148.5±1.5/145.5±1.5mm
ステダン
S→5-8/10-13