騎士の証、再び!
2011年 01月 06日
予想以上に早く届いたので驚き。発送から3日で届きました。正月だってのに。
KAC PDW
Knight's Armament Company, Personal Defence Weapon
米国Knight's社が世に送り出したAR15ベースの改良ウェポン!
詳しくはWebで。
D-BOYS製KAC PDWはVFC製電動ガンのコピー品で、もともとVFCの出来がよく、これもなかなか出来が良いかんじ。値段がVFCの半額程度だしね。
わくわくしながら箱を開けると、見た目は割りとよさそう。
でもよく見るとキズがあったり、ガタがあったり、
他にも色々と怪しげな雰囲気と、メカボから漂ってくる危険なケミカルな臭いが
大陸クオリティを彷彿とさせますww
とりあえず、手元にあったリポ7.4Vをつないで空撃ちしてみたところ特に変な音もないし、
特に問題なさげな感じ。。。
日本の規制にあわせるためにデチューンされていて、初速は88m/sといったところ。
このまま使っても問題なさげな感じがしないでもないけど、油断すると痛い目にあうぞっと。
壊れる前に、ちゃんとしたパーツに交換して、調整してやらんと!
お粗末なパーツで、適当に組み上げてあるに間違いない大陸クオリティをなめたらアカン。
んで、パカっとメカボを開けたら案の定、黄色の怪しげなグリスで内部はドロドロ。
ツーンと臭うケミカルなカホリが最悪だww
パーツクリーナーで徹底的に洗浄してやったところ、まぁなんとかそれなりになったか。
こう見ると普通のメカボックスとパーツに見えるが、その殆どがコピー品で構成されている。
まず、最初にツッコミたいのはモーター。
超力…ん?机?なんだって??
通称、机モーターと呼ばれる中華モーター。とにかく超力らしい。サイズはミドル。
超力と謳ってるのに、トルクも回転スピードも悪いらしいが、
マルイのEG1000とあまり変わらない性能という情報もあるので、今回はこのまま流用することに。
XYTと刻印されたギアー。
一応強化ギアらしく、精度はともかく耐久性はマルイ純正より良いとのこと。
まぁ、日本の規制よりも2倍近いパワーを出してるんだし、強化されてるのは当然か?
生意気にもセクターチップ搭載で、精度的にも特に問題なさそう。今回はこのまま流用することに。
メカボと接点と配線。
意外と普通なのでこのまま流用することに。
黒ずんだシリンダー。。。
気密性と精度を求められる重要なパーツだが、見るからに怪しい。
中を覗いてみると排気スリットあたりが内側に凹んでるし、、。さすが!予想を裏切らないぜ。
これは交換だな。
不気味な色をしたピストン、ピストンヘッド、シリンダーヘッド、ノズル、タペットプレート。
凹んだシリンダーで動作していたピストンヘッドはダメージがありそうなので、迷わず交換だな。
他も、得体の知れない樹脂でできていて気持ち悪いから交換だな。
…といいつつ、ピストンはラックギヤの金属歯が1枚装備され、レールガイドも一部カットされた改良型で、わりと良くできていたので、なんとなく気に入ってこのまま流用することに。
スプリングガイドは、生意気にもベアリング付きで良い感じなので、このまま流用することに。
チャンバーは何気にインナーバレルガイドがついて、いたり至れり尽くせり。
透明な樹脂も綺麗で精度もそこそこ高そうなので、今回はこのまま流用することに。
最も交換しないと危ないと思われる軸受け。
生意気にも7mmで、しかもベアリング軸受けで、見た目悪くはなさそう。
しかし、ベアリングが壊れてメカボごとクラッシュすることは目に見えてるので、もちろん交換。
真鍮製のインナーバレル。
内径は6.15とかなり余裕を持たせてあるらしい。
その理由は中を覗くと分かるが、ボッコボコじゃん!!
こんな精度じゃぁ、内径は絞れないわな。もちろん交換!
とうわけで、メカボはこんな感じだったわけで、交換部品が総額14000円にもなってしまった。
フォートレスさんに発注して部品到着待ちなので、メカボ全開で放置プレイです。
外観はなかなか悪くない。
コピー品とはいえ、CNCで成型されたレシーバーはエッジが立っていて精度が高く感じる。
フォールディングストックがガタつくけど、伸ばすとガタがないし、ゲームに使用するには全く問題なさそう。
送料込みで2万円で入手したKAC PDWで、割と安いんだが、
交換部品代がそれに近い金額って、、、どんだけーー!な気がするけど、
日本製にはない魅力ってのもある…
気がする。
中華の魅力に取り付かれた人は、ぜひどーぞ!