恒例の冷やかしシリーズ!パニガーレ編
2012年 10月 27日
渋谷のモトコルセで冷やかししてきた。
六本木通り沿いで、青山学院の女子短大と高等部と初等部、実践女子の高等部、などなど
女子大生や制服の女の子がめっちゃいて、ある意味我慢出来ない地域である。
そんな場所柄、グラマラスバディーな高級外車ばかりなんだが、
今日の目的は、パニたん(ドゥカティ 1199パニガーレ)の試乗である。
まず確認したいのは、その排気システム
国内仕様があまりにも(笑)なので、その(笑)具合を馬鹿にしてやろうかとw
本来の姿
で、(笑)な国内仕様
日本は世界一排気音の規制が厳しく、消音器をここまで拡張しないと、車検に通らないという。。なんという…( ´゚д゚`)
まぁ、UP-MAPとマフラーを交換すれば本来の姿とフルパワーを得られるわけだが、
スリップオンでも20万円以上。848や1198とかと比べてもちと高め。
リアサスの位置とかおかしいし、ちゃんと機能するのかYO!とか思いつつ、
さてさて、どんなもんかと跨ってみると…
ちっさっ!
400cc並のコンパクトさで、クラッチやクランクはさすがにでかいが、フロント周りは848よりもコンパクトである。
正面からの空気抵抗を極限まで削った、ツインエンジンのコンパクトさをより生かしたデザインなのだろう。
車体も軽く、エンジンの出力モードを変えることによって、600ccクラスの出力に抑えることができるので、トミンのようなショートサーキットでも思いっきりぶん回せそう。
出力の抑え方にも色々あるが、最高出力を頭打ちさせるようなインチキとかはせずに、
インジェクションのマッピングを変えて、自然な出力特性なまま抑えている。
RACEモードが本来のフルパワー(200PS)なマッピング
WETモードが600cc(120PS)なマッピング
SPORTSモードがその中間かな。
しかし、フルパワーなRACEでも、出力がマイルドでF4のようなドンツキが全く無いので、全然乗りやすい。
RACEモードでトミンもアリかなと思った。
試乗で色々モードを切り替えて遊んでみたが、確かに素晴らしい!
イイネ!(^m^)b
昔からのドゥカ乗りからすれば、牙を抜かれたなんとやら。ワイルドさが無くなって物足りなく感じられるのかもしれない。
カワサキが最近、ホンダ的な優等生バイクを放出してるのと似てる気がするが、世界的にそんな感じなのだろうか。
俺的には、ワイルドだろうがマイルドだろうが、サーキットで速ければよいので。
あと、これこれ!
S以上のグレードに装備される、電子制御サスペンション!!
COMP/TENがFRONT/REARで調整可能!
このとおり、TENをいじる場所に何やらケーブルがっ!
イニシャルは従来どおり手動らしいんだが、
まぁ、電子制御だからなんなんだっつー事だが、未来のバイクの姿を垣間見た気がするw
GPSでコース上の場所を特定して、コーナー毎に違ったサスセッティングが適用できるんだったらメリットはありそうだが、そんなことはできないらすぃ~w
S以上のグレードにのみ搭載ってことでウリらしいが、どうもバイクを盆栽するオタク向けというか、、、実用メインで考えると、まぁ別に有っても無くても、どうでもいいかなーと。
で、リアサスの位置がおかしいので足回りが非常に気になっていたんだが、
試乗した結果は、まぁ普通?w
街乗りじゃぁわからん。とりあえず848と比べて、特記すべき違いはわからなかった。
乗車姿勢も同じ感じだし、俺的には若干ケツ上がりで好みなポジションである。
リアサスがこんな位置なので、てっきり糞なのかと期待してたが、
そこまでドゥカはアホでなかったと。まぁ世界トップクラスのバイクメーカーだし当然か。
あと、S以上のグレードには、ヘッドライトがLEDという特典が。
※HIDではなく、その先をゆくLEDである
これは、まぁ、先ほどの電子制御サスよりかは実用的ではあるが、サーキットメインだとメリットはないというか。
試乗し終えて、意外と気に入ってしまたパニたん。
848の次はパニガーレだな(*´Д`)という感じである。
今のところ、パニ向けの社外パーツ、とくに中華パーツがまだ出回ってないので、
転倒するごとに、馬鹿高くて納期も遅い純正パーツに交換せざるを得ないので、まだ買う気はないが、
2年後には良い感じに中華カウルとか出揃ってるかなと。あと、中古パーツも。
その頃に買うのがベストな希ガス。
ちくしょー!馬鹿にするつもりが、すっかり気に入っちまったYO!
それにしても、国内仕様のマフラーのこの部分はダサすぎる。
しかも、意味なくテルミ製だし。。。企業努力は認めるが、哀愁が漂いまくりである。
そんな規制を敷いた日本の役人には、もはや氏ねと言いたい。