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Mavic R-SYS SLRをチューブレス化?

ほとんどパンク経験のない俺だが、
数回遭ったパンクでほとんどがチューブの劣化によるもので、
(超軽量チューブなのでそのあたりシビアなのだ)
年一回の予防交換で最近はパンクがないものの、
そもそもチューブが必要ないチューブレスタイヤにすれば良いんじゃね?的なノリで。

チューブレス化しやすそうなスポーク穴のないR-SYSをゲットしてみた。

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定価25万円で、黒アルミリムでスポークがカーボンな、変態仕様の激軽ホイールだ。

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まずは重量計測。

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フロント572g、リア762g、合計1334g。
今まで使ってきたEA90SLXと比べると実測で80gほど軽量化。


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装着するのはこのタイヤ。
パナレーサーのチューブレスタイヤ。

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203gという、チューブレスタイヤの中で圧倒的な軽さ。

今まで使ってきたクリンチャータイヤ+チューブの重さから、20gx2セット=40gほど軽量化。
ホイールと合わせて全部で120gの軽量化になることに!

チューブレス化=重量増 という常識が打ち砕かれる期待が高まります。


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チューブレスバルブはこちらを使用。

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色も黒で、見た目の収まりが良いし、
気密性もちゃんとしてて、なかなか良い。


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R-SYSのリムは、クリンチャー用なのにビードが上がる場所があって、
チューブレスリムと言っても過言ではない作りだ。


チューブレスタイヤをガシガシ組んでいくが、
固くて入らない所には、クリンチャー用タイヤレバーを使って組んでいく。
タイヤレバーを使うことはご法度的な記事をよく見るけど、
リムの中心にビードを落として、ビードにかかるテンションを最小限にしてうまくやれば全然問題ないですね。

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そして皆が難儀するビード上げだが、俺も多分に漏れず苦労する。
セオリーどおり石鹸水をリムの内側とビードに塗り、バイクで使っていたコンプレッサーを駆使するも、全くビードが上がらず。


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色々試した結果、石鹸水ではなくボディーソープ原液を塗って、
更に、空気を入れる際の勢いを強くするために、バルブコアを抜いて再チャレンジ!
あっさりとビードが上がりました。

ちなみに、このタイヤはシーラント必須なのだけど、
シーラントを数ヶ月毎に入れ替えないといけないとか、
乗らない時はシーラントが偏らないように定期的にタイヤを回転させる必要があるとか、
パンク修理の際に手がベトベトになるとか、
運用がめんどくさそうなので、シーラントレスでどこまでいけるのかも検証。


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ちなみに、パナレーサーの新型チューブレスタイヤは25Cなのに23Cに近い幅。
そして、8barの空気圧は48時間で3.5barまで低下。

シーラントレスとしては空気の減りが少ないんじゃないかと。
リムもクリンチャー用だしね。


と、ここまで調査完了して、最後のパンク時のリカバリ時の運用検証を行ったところ、
チューブレスはとても実用に耐えられるものではないと判断して、結局クリンチャーに戻しました。


というのも、チューブレスで想定されるパンク後の状態は下記の2種類

1)リムにビードが乗った状態のパンク
2)リムからビードが外れた状態のパンク

1に関しては、シーラント入りのパンク修理剤を持っていれば、その場で修理完了。
2に関しては、シーラントに加えて、ビードを上げるために石鹸水とインフレーターが必要で、
更に、ビードが上がらなかった場合を想定して、クリンチャー用チューブとタイヤレバーも必要。


検証のために空気を抜いてみたら、あっさりリムからビードが外れて2の状態になってしまったので、2の状態になることを前提に想定しておく必要がある。

となると、ヒルクライムでメインに使用しようとしている俺にとっては、持参する荷物が多くなって重量増によるデメリットが大きくなる。

更に、再度ビードをあげようとしたけど全くビードが上がらず。ビード上げの必勝パターンを見出すことができず、これがもし出先での作業だと思うと震える。
そもそもビードが上がるか上がらないかに怯えながらパンクの処理をするなんて、我慢できない。

最初からセオリーどおりシーラントを入れておけば、多少のパンクも即座に修復されるから良いじゃんとも考えたが、
数ヶ月ごとにシーラントを入れ替えをしないといけない運用や、シーラントが偏らないように定期的にタイヤを回転させてタイヤを保管するという運用が、めんどくさすぎて我慢できない。


チューブレス最強説は、俺の中でここで打ち砕かれた。

最近はクリンチャーでもチューブレスに負けない転がり抵抗の少ないタイヤやチューブの組み合わせがあるので、
性能と運用のしやすさのバランスを考慮すると、昔ながらのクリンチャーが最強ですね。




by maxvmax | 2019-08-11 19:51 | サイクリング関連 | Comments(0)