中古で手に入れた959パニガーレ。調整が終わるまで乗る気が起きない。
バイクは体格と乗り方に合わせたポジション調整をして乗るもので、買った状態そのままで乗るもんじゃない。
とツイッターで呟いたら、サーキットライダーの皆さんは同感のようです。
前のオーナーが女の子だったこともあり車高を全体的に下げてあったので、フォーク突き出し量をノーマルの0mmに戻して車高を上げる。
さらにイニシャルを最強にして20mmほど車高が上がったイメージ。
リアはとりあえずこのまま。
リンクロッドはノーマル長に戻す。
フロントとリアのブレーキフルードの交換とエア抜き。
真っ黒なフルードで新車から一度も換えてないないんなろうな。。。
そして、リアブレーキがスカスカだったのは、ロッド長が足りなかったから。。。長さを調整して効くようになりました。
エンジンオイルの交換。
いつものAZオイル。
抜いたオイルは緑色で、エンジン内部にクーラントが漏れてるんじゃないかと最初びっくりした。
モチュールの高級オイルなのか、カワサキの安いオイルなのか。。
クーラント交換。
50%希釈されているのを、さらに30%まで希釈してから使用。
クーラント液の性能はエチレングリコールの濃度で決まる。
ETCが反応しないので配線を確認したら、、、!!悲鳴が出た。
ありえねー。
汚い配線を切ったり繋げたりして整理した。スッキリ☆
そしてETC本体もリアカウルの中で大暴れしてたので、ウレタンシートを内側に貼った。
説明書を読んで電子装備の調整を。
トラコンとABSはとりあえず最弱に設定。
EBCというエンブレ調整があるみたいなので、エンブレを弱くする。
まぁ、乗った感じエンブレ弱くなった気がしないんだけどね。
チェーンは少し錆が出てた。
とりあえずオイルを入れて様子見。
そして、パツパツにチェーンにテンションかかってたので、緩くした。
てか、アクスルシャフトのナットが馬鹿みたいに固くしまってたので、注油とブレーカーバーでようやく外れた。
多分、片持ちスイングアームと同じトルクで締めたんじゃないかと。
タイヤもチェーンも新車から交換してないと思うので、新車納品時のディーラーの仕業か?とてもディーラーのやる仕事じゃねーな。
しばらく乗ってないとクラッチレバーが引っ込むと前オーナーから聞いていたんだけど、やっぱりフルードが漏れてた。
ピストンのOリングを交換すれば直ると思ってたんだけど、クラッチレリーズASSYでしか部品が出てなくて。
しょうがないのでASSY交換することに。
純正部品を取り寄せるために近くの正規代理店に相談するも、後々のことを考えるとOリングだけ手に入れられる社外品にした方が良いよと。
というわけで、社外品に交換。
タイヤをストックのSC1に交換。
最後に、ミラーを純正タイプの中華偽物に交換した。
ボルトの太さが違って取付できないとかトラブルがあってさすが中華とおもったけど、
インサートナットで太さを変換してようやく付いた。
そして、問題の前下がりシート。
ナップスであんこ抜き加工を受け付けてもらえるようなので、後ろの部分だけあんこ抜きしてフラット化してもらうことに。
ナップスに頼むと浜松の茗荷シートというシート屋さんに外注するみたい。
直接職人さんとも電話で相談して、依頼どおりに加工してもらえました。
とりあえず、トミンで確認します。
やってきました。9か月ぶりのトミン。
レンタカーのトランポはN-VAN。
自動運転が付いてるし、フルフラットになって開口部も広く、そしてタイダウンベルトを引っかけるフックも標準装備されてるという、
まさにトランポを前提に作られてるようなクルマ。
トランポするならこの車の選択はベターかもしれない。
で、959だけど、
フロントサスの動きが速いので減衰を締める。
ターンインで曲がらないので、リアのリンクロッドを伸ばす。
というのはその場で改善できたけど、、、。
ドンツキがあってフルバンクからのアクセル開け始めが危ない。
直線で加速しない。。。
というのはECUが問題かなー。
ドンツキは燃料カット、加速しないのは低速ギアで電子スロが全開にならないように出力リミッターがかかってるからだと思う。
MotoJPさんに電話してECU書き換えの相談をした。
ドンツキに苦しんだのと
あと、久々に2気筒エンジンの鼓動感にテンションが削がれちゃって、
全然タイムが出せなかった。
まぁ今日は調整が目的で、ドンツキがある状態で無理にタイムを追っても危ないだけなので。